アンドロメダ銀河

関東某所に住む大学生のブログ。メンクリに通いながら、卒論(終了)と就活(終了)とバイト(終了)に明け暮れていました。

ダイアログ・イン・ザ・ダーク

先日のブログで書いたように、今日は「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」、通称DIDに行ってきましたので、それについて書こうと思います。

母が何度か参加したことがあるらしく、母からクラファンのチケットを貰い勧められたので、就活で東京に来たついでに参加しました!
まず私の大遅刻からDIDがスタートします。開始時間が本来の予定時間の30分後だと何故か勘違いしており、さらに迷子を重ね、なんと愚かなことか、30分以上遅刻してからの途中参加となりました・・・。ですが、スタッフさんが迷子の私を探しに出てくれたり、遅刻後も不参加にするのではなく、途中からでも参加できるようにと非常に親身に、臨機応変に対応してくださいました。感謝してもしきれないです。
他の参加者も2人いたらしく、多大な迷惑をかけながら、その2人と1人のスタッフに合流して、真っ暗な旅を楽しみました。その節は本当に失礼いたしました・・・。


中に入ってみると、言葉通り少しの灯りも無く、終始真っ暗でした。スタート地点から、白杖や声を頼りにして歩みを進めていきます。視覚からの情報が無くなった世界では、触覚や聴覚、嗅覚に身を預けるような感覚になりました。以前と変わらないものが心の拠り所だったんです。
暗闇の中で他の参加者やスタッフさんと遊んだり、懐かしい音や匂いを感じ取った時にはなんだか泣きそうにもなってしまいました。
私は初めて関わる人と会話したり、助けを求めたりすることに躊躇いが無いので、暗闇の中でも沢山コミュニケーションを取れて楽しかったです。ただ途中参加だったもので、その参加者の外見や年齢の情報というものが全く無く、「この人たちは何歳なんだろう」、「どんな服を着てるんだろう」というのを声から判断していく必要がありました。ベタベタ触れるのもあれですしね。
DID体験が終わり、初めて顔を合わせたときは少し照れくさかったです。そしてスタッフさんを含めて感想を話し合って、アンケートを入力し、解散しました。

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写真は会場のロビーです。お土産なんかが売ってます。ここで参加者と対談するわけです。
貴重な体験でした。終わってみると、なんだか夢を見ていたような気持ちになりました。
体験中、私が1番怖いと感じたのは、周りに頼れるものが何も無くなった瞬間です。白杖の先は平らで硬いコンクリートを叩き、人の声がどんどん遠くなって、足が竦む・・・。今回の体験を通して、見えることや生に尊さを感じたわけではありません。強いて言えば、コミュニケーションの重要性、言葉を介した関係の心強さ・・・でしょうか。立派で啓蒙的な感想ではありませんが。
となると、言葉が音として聞こえない世界はどうなるんだろうという疑問が湧きます。「ダイアログ・イン・ザ・サイレンス」も気になります。


いつもレジバイトで疲弊して、思いやりを欠いた態度を受けてきたので、初めて会った人と仲良く話すのは新鮮でした。人の優しさが身に沁みた楽しい1日でした。